「観る」観光案内

小歩危峡と吉野川が見下ろせる、新しくできた展望台です。
標高1,294m。凹地形の湿地を中心として純林状のホンシャクナゲの群落が見られ、その林床にオオミズゴケ及び北方遺留植物を伴い学術的に貴重な植生を有しています。
その昔、子供や祖谷街道工事の作業員たちが、像のある岩のあたりで小便をして度胸だめしをしたという伝えがありました。祖谷街道中一番の難所と言われる七曲にあり、谷底まで約200mの高さがあります。彫刻家で徳島大学教授だった河崎良行さん作。
池田町漆川地区の標高550mの山の中にあり、南北約2㎞の細く入り組んだ沼沢の盆地。サギソウなどの貴重な植物が数多く、四国では唯一の「湿原」として貴重な存在です。
1,700m級の山々の裾野に広がる険しい渓谷は平家落人伝説が残る日本でも有数の秘境。絵のような美しい眺望が堪能できます。小便小僧の像から祖谷の展望台までが絶景スポット。
松尾川の中流部で、腕山南西の斜面にある竜ヶ岳は約2kmに渡って数百メートルの断崖を作っています。見ごろは紅葉時であるが落日に映える錦絵は懸崖を一層引き立てます。
昼間とは、また違った夜の暗闇に映し出される幻想的な「かずら橋」と「琵琶の滝」のライトアップがとても綺麗です。
(点灯:日没〜21:30 ※点灯中はかずら橋の通行は出来ません)
昔、平家落人が京の都をしのび、この滝で琵琶を奏でつれづれを慰めあっていたことから名づけられたと言い伝えられている高さ50mの滝。(かずら橋より徒歩で約2分)
2015年3月末に完成した展望台です。横6m、縦4mの展望ウッドデッキからは大歩危・吉野川や高知方面も眺望でき、雲海の鑑賞や撮影が楽しめることでも注目を集めています。
宝暦13年(約230年前)に建てられた祖谷地方でも最も大きな武家屋敷。屋島の戦に敗れた平氏一族が落ちのびてきた東祖谷大枝地区は平家縁の地です。この平家の里の名主であった喜多家は、祖谷の上層階級の武家屋敷です。
平家の落人達や村民の懐かしい、昔の暮らしをしのぶことの出来る品々が展示してあります。郷土文化保存伝承施設には、祖谷の平家落人伝説を語る遺品の数々など。
東祖谷の祖谷川と落合川の合流点より山の斜面(高低差約390m)に沿って広がる集落です。江戸中期から昭和初期に建てられた民家や、一つひとつ積み上げた石垣と畑などの光景は、懐かしい山村の原風景を醸し出しています。平成17年に国の重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けました。