グリーン・デスティネーションズのtop100に選出されました

この度、三好市が2023年の「世界の持続可能な観光地TOP100選」に選出されました。

選出されたグッド・プラクティス・ストーリー(優良事例)は、「3年に一度の祖谷のかずら橋架け替え」をテーマにしたものです。

年間約30万人の観光客が訪れる「祖谷のかずら橋」は日本三奇橋の一つに数えられ、重要有形民俗文化財に指定されており、かずら橋保勝会によって3年ごとに架け替えが行われています。

今も昔ながらのやり方で、自然の材料を用いほぼ手作業で架け替えを行っていますが、近年は架け替えの材料となるシラクチカズラが手に入りにくくなっています。そこで、森林管理署と「木の文化を支える森づくり協定」「祖谷の蔓橋シラクチカズラ資材確保協定」を締結したことや、地元の子供たちと植樹を行うなど、様々な持続可能な取り組みを行っていることが、国際的な認証機関であるグリーン・ディスティネーションズから持続可能な優良事例であると認定されました。

三好市では、持続可能な観光に関する国際的な基準(GSTC)、また⽇本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)を活用した観光地域づくりを実践し、持続可能な観光による地域づくりを目指しています。

当市として、⽇本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)に取り組む理由としましては、

・インバウンドの観光客に旅行先として選択していただく

・世界標準に即した持続可能な観光地となること

・オーバーツーリズムに限らず自然文化保護等の課題対応にもなる

・SDGsの流れにも対応した観光地となる

などが挙げられます。

今後、世界水準での持続可能な観光地域整備を図り、新型コロナウイルス終息後のインバウンド観光の回復時にいち早く旅行者を呼び込み、交流人口拡大による地域経済の再生につなげていくことを目標にしてまいります。

三好市のグッド・プラクティス・ストーリー https://www.greendestinations.org/miyoshi-city-japan/

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